BAIKAL
ICE MARATHON Clean Water Preservation Run

エクストリーム!?バイカル・マラソン参加 ②バイカル湖

 2016.03.13

Привет(プリヴィエト)!

さて、本番前日の3月5日。

朝からイルクーツク空港にはモスクワからのフライトが到着。

それらの便に合わせて、バイカルマラソンのスタッフが空港で待っていて、

バイカル湖までの送迎バスをアレンジしてくれていました。

私も空港へ戻り、モスクワから参加するマラソンチーム『ベガリュビ』

皆さんと合流しました。

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バスは予想以上に綺麗で快適!!

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バイカル湖まではたった1時間。さぁ、出発進行!!

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道路もちゃんと舗装されていて、あっという間に到着。

氷でできたモニュンメントがWelcome!

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おーバイカル湖!がっちり凍ってますね。

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冬のバイカル湖は本当に美しいんです。

例えば、これ!凍った氷が割れて隆起したところを激写です。

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続いてこちら!冬のバイカル湖と言えば、ブラックアイスです。

氷の厚みは1m以上ありますが、綺麗な淡水が凍るため氷の中が透けて

見えるんです。

だから、氷の中にほどばしる亀裂が美しく透けて見えるんです。

マジで綺麗です。

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さぁ、ホテルにチェックインしましょう!

今回参加者が宿泊するホテルの一つが湖畔沿いに建つ『マヤーク』ホテル。

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レセプションには、ちゃんとバイカルマラソンのロゴがありますね。

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チェックインの後は夜まで自由行動でした。

自由行動の時に、モスクワ写真部の部長も務められているNさんが

周辺の写真を撮りに行くと仰っていたので、私も同行させてもらいました。

ちなみに、このバイカル湖マラソンは、このNさんが一緒にモスクワから来て、

ベガリュビの皆さんの雄姿を写真に撮られています。

もちろん今回も一緒に来て、私も含めてばっちり撮って頂けました。

この後、このブログに綺麗な写真が時折混じっておりますが、綺麗な写真は

Nさんが撮られた写真です。

写真の美しさが全然違うのですぐにわかると思います(笑)。

*

Nさんと向かったのは近くのスキー場です。

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ここの展望台から見た景色がこれ!

流れのはやいアンガラ川と凍ったバイカル湖の境目が綺麗に見えました。

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持参した『バイカルウォッカ』をモデルにパシャリ!

バイカルウォッカのCMポスターみたいですね。

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この後、6人でアイスホバーをチャーターして、バイカル湖観光。

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ここは旧バム鉄道の線路とトンネルです。

夏〜秋にかけては、美しいバイカル湖畔を鉄道で巡りながら、

途中幾つかの旧バム鉄道史跡を観光するエクスカーションがあるのでお薦めです。

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ここら辺で私のテンションはどんどん上がり、折角だから線路沿いを走り・・・。

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そのまま誰もいないバイカル湖を走ってしまいました。

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見渡す限り誰も走っていない白銀の世界を走るのは気持ちぃ〜!

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バイカルマラソン前日はこんな感じでリラックス!

あっという間に夕日の時間になってしまいました。

バイカル湖の夕日、美しいですねぇ。

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そして、夜空の星がオーチン・ロマンティック!!

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一挙にバイカル湖が好きになってしまいました!

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いよいよ明日が本番です。

次回、バイカル湖本番もお伝えしますね。

では、Пока(パカ)!

 

 2016.03.16

Привет(プリヴィエト)!

2016年3月6日(日)。バイカルマラソン大会当日。

まずは参加者全員アイスホバーに乗って、対岸へ渡ります。

対岸から宿泊している側の岸まで走ってくるというコースなんです。

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対岸まで約40分。

アイスホバーなら42.195kmをたった40分で渡っちゃうんだなぁ。

対岸にはスタートを待つための建物があって、出発までここで待機です。

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よく見るといろいろな国籍の人たちが参加してました。

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えっ?こんな女子も走れるの?

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よーっし!我々日本人も全員完走目指して頑張るぞー!!

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さぁ、いよいよ出発です。時刻は11時30分。

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元気よく出発!!(まだ余裕がありますね。)

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みんな一直線になって、白銀の世界を進みます。

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しばらくせっせと走っていると、徐々に走者の間隔が空いてきます。

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ちなみに、離れたアングルから見るとこんな感じです。

『バイカル湖スゲェー』って、独り言を言いながら走っていたのを思い出します。

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せっかく除雪してくれていた道も、昨夜の雪と風で道は結構雪が積もっていました。

雪の中を走るのはかなり大変です。

しかし、時折広がるブラックアイスが綺麗なこと!

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休憩がてら思わず寝そべってしまいました。

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休憩所は、7km、14km,21km,28km,35kmと7km毎に設置され、

 

チョコレートやナッツ、干し葡萄と温かい紅茶が出されます。

ちなみに、トイレは21kmのところに2つだけ設置されていました。

男性は大自然のトイレで事を済ますことができるからいいですが、

女性は本当に大変だろうなぁと、つくづく思いました。

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そうこうするうちに半分の21kmポイントが見えてきました。

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私は初めての参加だったので、ハーフマラソンでエントリー!

私の記録は2時間42分20秒。

ハーフマラソンだったので、かなり楽しく走ることができました。

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しかし、フルマラソンの方々はここからが大変・・・。

なぜなら、今年のコースは15km地点からずーっと雪が積もってるんです。

簡単なイメージとしては、砂浜を走り続ける感じです。厳しい~。

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しかし、脅威の足腰を持った人がいらっしゃるものです。

一番早い方は、ポーランドから参加された方で3時間55分51秒。超早い!!

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気温はマイナス17℃で、風速10km以上。体感温度はマイナス30℃くらい。

走ってると鼻水も凍っちゃうんです。

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こんな過酷なコンディションですから、フルマラソンを走る方々は、

6時間~7時間は当たり前のタイムでした。

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日本人で一番早い方は5時間57分25秒。素晴らしい!!

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ベガリュビの皆さんも無事皆さん完走!

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フルマラソン走ったゴールに家族が待ってたら、私はきっと泣いちゃいます。 

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そして、全員がゴールするころには当たりは暗くなっていました。

でも、フルマラソンを走りきった方は、本当に凄い!

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夜は表彰式を兼ねて、お疲れ様でしたパーティー。

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世界各国のアスリートがみんな達成感のある笑顔をしていました。

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我々も、『全員完走!お疲れ様でしたー!!』と乾杯!!

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参加者全員に記念品が贈られました。

私はハーフマラソンの部3位と驚きの結果・・・。

やったー!と素直に思いつつ、フルマラソンは絶対走りきる自信なかったなぁ・・・。

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今年で12年を迎えたバイカルマラソン!

こんな経験滅多にできません。一生の思い出に残る体験でした。

来年はもっと多くの日本人に参加して欲しい!

感動を分かち合いたい!と本当に思いました。

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来年はバイカルマラソン商品を作成しますので、是非日本からもいらっしゃってください。

 

では、Пока(パカ)!